融合遺伝子の探索もRNA-Seq解析で

研究室で働いている人は、次世代シーケンサーがどのようなものであるのか理解されているかと思われますが、がんゲノム解析や遺伝性疾患研究などに欠かすことができないものです。

次世代シーケンシングは、数千〜数百万などのDNA分子を同時に配列決定させることができる強力な基盤技術であり、株式会社理研ジェネシスが得意領域にしている技術の一つです。

株式会社理研ジェネシスが提供するサービスには、エクソーム解析やターゲット遺伝子発見解析、RNAシーケンス解析やRNA-Seq解析など、様々な解析サポートを提供しているなど公式サイトを通じて把握ができます。

RNA-Seq解析は、次世代シーケンサー(NGS)を利用して全転写物の塩基配列を決定させる、得られたリード配列は参照配列にマッピングさせ転写物のアセンブリングや発現レベルの算出、転写物へのアノテーション付与などを行う、このようなことも株式会社理研ジェネシスの公式サイトを通じて知ることができるようになっています。

解析概要の中に解説が行われているのですが、このコンテンツはフロー形式でどのような手順で解析や算出データを求めるのかなどが記載してあるため、他の解析手法との比較をしたいときにも便利なのではないでしょうか。

また、株式会社理研ジェネシスのRNA-Seq解析は、がんの原因とされる融合遺伝子の探索もできる、パスウェイ解析やGO解析などと組み合わせて実用的なデータを得ることもできるとあります。